当研究室では、ペプチドなどの生体機能分子を基盤としたメディシナルケミストリー(創薬化学)研究を展開しています。標的は、癌、遺伝病、感染症などの難治性疾患で、医薬品の創出が究極のゴールです。患者数の少ない疾患や新しい分子標的などに着目し、社会に貢献できる意義をもった研究を遂行しています。

 

1)医薬候補化合物の創製(メディシナルケミストリー)

ジペプチド型リードスルー剤ネガマイシンを基盤とする筋ジストロフィー治療薬の創製

マイオスタチン阻害ペプチドを用いた筋ジストロフィー治療薬の創製

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療を目指したペプチド型プロテアーゼ阻害剤の創製

チューブリンを標的とした環状ペプチド型抗がん薬の創製

抗体結合ペプチドを利用した抗体薬物複合体の創製

 

2)生体機能分子を利用したケミカルバイオロジー研究
(化学を駆使して分子レベルで生命の不思議を解明する)

ネガマイシンによるナンセンス変異読み飛ばし(リードスルー)機構の解明

光を用いたタンパク質不活性化法の開発

ペプチド環化酵素の機能・構造解析とハイブリッド合成への応用

 

3)ペプチド・タンパク質合成研究

新規ジスルフィド結合形成試薬の開発

ペプチド・タンパク質の新規化学合成手法の開発